事務所だより(2026年9月-②)

東京都カスタマーハラスメント防止対策推進事業

 7月号の事務所だよりで「カスタマーハラスメント(カスハラ)対策などの義務化に向けて」という内容を記載させていただいております。

10月1日から事業主として義務化される点についてはそちらを参照いただきますが、東京都(公益財団法人東京しごと財団)では昨年よりこのカスハラ対策義務化にほぼ沿った事項を実施することで奨励金40万円が支給される事業を実施しています。

今年度も令和8年度第1回として6月から7月にかけて事前エントリーが受付されました。今年度は今後第2回の募集があるとされています。

この奨励金に応募できる対象事業者は常時雇用する従業員が300名以下の都内中小企業等です。そしてカスハラ対策に関するマニュアルの整備、カスハラに対する基本方針の社内外への周知とカスハラ防止対策に関する実践的な取組を実施した事業者となります。他にも東京都内で1年以上事業を行っていることや、税の滞納がないことなどの要件もあります。


 応募はデジタル庁が開設しているJグランツというサイトから行います(紙での申請はできません)。またJグランツに入るには事業者としてGビズIDプライムアカウントが必要です。アカウント発行には時間がかかります。奨励金受給の面からは比較的取り組みやすいものかもしれませんが、過去回の募集要項も公開されていますので今後、応募をお考えの場合、要件に当てはまるか検討を進めても良いかもしれません。

なお比較的取り組みやすいといっても要件は細かく設定されや応募にあたっての書類はかなり細かく必要です。応募の前にカスハラ防止対策推進事業のホームページをよくご確認ください。

また、応募をしても受給までにはかなりの日にちを要します。入金期日が確約できるものではありませんのでご注意ください。

公益財団法人東京しごと財団カスタマーハラスメント防止対策推進事業 https://www.tokyo-cusharaboushi.jp