事務所だより(2026年10月―②)

令和8年度「全国労働衛生週間」を10月に実施

厚生労働省は、10月1日(木)から7日(水)まで、令和8年度「全国労働衛生週間」を実施します。

今年で第77回を迎えるスローガンは、“ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場”としている。

高齢化の進行等の就業構造の変化により、一般健康診断の有所見率が上昇を続けており、何らかの疾病を抱えながら働いている労働者が増加しているほか、女性の就業率の上昇とともに、働く女性の健康問題への対応が課題となっています。

昨今の気候変動等による熱中症対策では、昨年令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行されています。

(同規則は、熱中症の重篤化を防止するための「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」を求めるものです。)

実施要綱には重点的に取り組む主要事項が掲げられており、うちメンタルヘルス対策・過重労働防止があります。

①事業者によるメンタルヘルス対策の表明

②衛生委員会等における調査審議を踏まえた「心の健康づくり計画」の策定、実施状況の評価及び改善

③ストレスチェック制度の適切な実施などが挙げられています

「心の健康づくり計画」とは、平成18年の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」において示された、メンタルヘルスケアの計画であり、厚労省ホームページに指針と具体例が掲載されていますので、ご参照ください。

ストレスチェック制度は、平成27年から、労働安全衛生法により事業者に実施が義務付けられています(労働者数50人未満の事業場は、当分の間努力義務)。

なお、令和10年4月1日から、労働者数50人未満の事業場にも、ストレスチェックが義務化されるため、今回のタイミングをきっかけとして、労働安全衛生法(安衛法)にも目を向けていただくことをお勧めします。